「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という、女性の美しい姿を形容する言葉から名付けられたピオニア。足の平全体がしっかりと床に付くことで自然に姿勢が美しく、そして疲れにくいことをコンセプトにデザイン・設計された豊橋木工のダイニングチェアです。ピオニアは、男女を問わず概ね155cm~175cmの方が姿勢よく使用できるように設計されています。
例えば夫婦や家族で同じ椅子を揃えた場合、ご主人にはピッタリサイズでも奥様には大きすぎるってこと、ありませんか?
日本のダイニングチェアは、男性(身長170~175㎝くらいの方)が座って丁度良いサイズで製作される事が一般的。
小柄な方はかかとが浮いたり、背中が付かなかったりと、座った時の負担が高身長の人より大きくなってしまいます。
ピオニアはその実情を踏まえ、小柄な方も足の平全体が床に届くように、食事やデスクワークをする時の良い姿勢をサポートするためにあらためて設計された椅子なんです。
足の平全体は床につかず背もホールド出来ないので安定しない状態なので、同じ姿勢を長い時間保つことが出来なかったり背骨が左右に流れたりしてしまいます。
座面の奥行きを広く使うことになり、足の裏がつきません。背をホールドすることを意識してしまうと背中はテーブルまでの距離ができ背は丸くなってしまいます。
かなり前がかりに座らなくてはならないため、背中をホールドすることが出来ません。そのため座るストレスは座面に偏り、お尻にのみ荷重がかかります。
背板は体を伸ばした時に背中に当たるものではなく、座っている間、常に背中を支えてくれているものだと考えています。その背中を柔らかく包み込むために上下左右の3D立体成形を施し、背中をホールドしながらストレスを感じずいつも体を預けられる背板をつくりました。
座面の奥行きは一般的なダイニングチェアよりも少し浅く、椅子には珍しい手前に落ちるアールを与えています。これによりふとももに圧迫感を感じることなく、また体に良くない悪い姿勢を取ることが難しい座面となっています。
薄い木の板を重ねて曲げるトヨモクの成形技術により、美しい曲線と最低限のパーツで椅子をつくり上げます。コマと呼ばれるパーツを挟み込むことで、強度を保ちながら可能な限りミニマルで美しいデザインをトヨモクは実現しています。
座る際に一番負荷の掛かる座面シートは取り外しが可能なカバーリング仕様にしていますので、洗うことも取り替えることも可能です。
椅子の中でも一番使うダイニングチェアだからこその痛みや汚れの不安をカバーリングなら解消してくれます。
ウレタン塗装(ナチュラル・フロスト・チョコレート)
¥51,700-(税別 ¥47,000)
オイル塗装
¥53,900-(税別 ¥49,000)
Fabric
別売 交換用カバー
¥4,950-(税別 ¥4,500-)